2005年09月13日

「誰か Somebody」

誰か Somebody
4334076173宮部 みゆき

光文社 2005-08-20
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おすすめ平均 star
star派手さはないが丁寧に作り込まれたミステリー

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現在、東京新聞の朝刊に連載中の
宮部みゆきの小説を楽しみに読んでいる。
(東京新聞、購読料が安いのに小説は結構人気のある人に書いてもらってるのだ)
が、その作品はシリーズ物?の2作目で
一応、1作目を知らなくても読めるようにはなっているのだが
チョコチョコと1作目のエピソードが出てくるので気になっていた。
そんなところにちょうど1作目の新書版が出るのだから
もう、これは買うしかないでしょう>まんまと釣られるヤツ

この「誰か」がその1作目なのだ。
現代物のミステリ。
新書版のミステリなんて久し振りに買ったよ〜。
昔はたまに松本清張とか森村誠一なんか読んでたけど。
2段組が懐かしい〜。
でもこれはあんまりミステリ色は強くない。
謎解きは謎解きなんだけど、ひたすら人間を描いている。
逆玉の輿の主人公とコンツェルンのお嬢様である奥さん。
コンツェルンのトップである義父や義父に命じられるまま
仕事に就いたグループ広報誌の編集室の面々。
(編集員たちのことは新作の方が詳しいけど)
そして事件の当事者である亡くなった義父の運転手と
残された彼の娘たち。

一見すると普通の人々である彼らが抱えた
それぞれの事情を丹念に描いていて飽きさせない。
さすがだなあ。
お話の起伏はそんなにないにもかかわらず一気読みでした。
posted by きんと at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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