2005年01月13日

「エーデムリング物語」

わたなべ りえさん 作
掲載サイト・・・姫様御殿

久し振りのオンラインファンタジー小説は姫様の「エーデムリング物語」。多岐にわたるエーデムリングの世界の原点となる物語である。「血と宿命の物語」とあるように、ここでは受け継がれる純血とそれに翻弄される人々が哀しくロマンティックに描かれている。

魔族の中で最も力を持ち、エーデムリングの力を解放できる能力を持つエーデム族の王子メルロイは赤子の時、隣国ウーレンに両親を殺され一人難を逃れたが自分の出生を知らず、人間に育てられた。エーデム族の印である角が生えてきたことがきっかけで、彼は出生の秘密を知るため魔の島に渡り、そこで同じ年頃の赤い髪の少年と出会う。。。
何と言っても、滅ぼされた国の王子であるメルロイと滅ぼした国の皇子であるギルティの友情が萌えです。敵対関係にある二人が一緒に旅をして仲良くなる。まさに宿命の二人。互いにそれぞれの葛藤を抱えながら、寄る辺なき二人は助け合い心の隙間を埋め合い無二の親友となる。敵同士とわかってもその心は揺らぐことはないのだ。まったく異なる容姿、性格の二人だけれど、プラスとマイナスが引き合うような二人の関係は男女の関係よりピュアで切ない。うん、昔の少女漫画を読んでいるようだ。
メルロイが自分の国を取り戻し、ギルティも自分の国で生きる場所を見いだそうとして、2つの国がぶつかり、複雑な展開になっていくが、力業って感じでお話を勢いよく運んでいき、最後まで飽きさせない。たくさんの内容を詰め込んでいるのでストーリーを追っているだけみたいな部分もあるのだが、それでもちゃんと風景や人物の表情や心情まで想像できるのだから、さすが、とうなってしまうのだ。
メルとギルティの関係だけならBLに走ってしまいそう(姫様、ごめんなさい!(m_m))だが、メルのいとこフロルとギルティのラブロマンスもあって、バランス?は取れている。

エーデムリングの世界はまだまだ増殖?を続けている。まだまだ魅力的なキャラがいっぱい登場しているようなので、これからも楽しみに読んでいこう。
posted by きんと at 18:55| Comment(2) | TrackBack(0) | Web | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
取り上げてくださってありがとうございます。
うれしいです。(〜〜)

メルロイとギルティのBL風味は、実は意識して書いていますので(笑)大丈夫です。
この作品を思いついたときは、ちょうどそういうことが好きな時期でしたので。
でも、フロルの存在は初めからあったのですが。その点では、根がノーマルカップル派だったのでしょう。
Posted by 姫 at 2005年01月24日 22:57
姫様、こちらまでお越しいただき恐縮です〜。
いや〜、ほんとにメルとギルティがイチャイチャ?しているシーンが大好きなのですよ。
萌〜!ってカンジです(^o^)
BLまでいかない、そこはかとないLOVEがよいのですよね。
フロルちゃんももちろん好きですよ。あの番外編の馬との格闘が笑えます。
Posted by きんと at 2005年01月26日 00:42
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