2006年02月17日

蟲師 (読んだのは2,4,6巻)

4063142558蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)
漆原 友紀
講談社 2000-11

by G-Tools

オンライン書店ビーケーワン 『蟲師 1』


今一番好きなアニメの原作。
アニメはほぼ原作通りだが、絵が洗練されているので(ハイビジョン用?)、かえって原作の素朴な感じの絵の方がお話には合っているかも。


なんで2,4,6を読んだかというと
「『蟲師』っていう面白いマンガがアニメになるのよ」と教えてくれた人が
原作も貸してくれたんだけど
息子さんの部屋のマンガの山から掘り出せたのがこの3巻のみだったからだ。

普通の人の目には見えない不思議な生き物「蟲」と
蟲と接触してしまった人間を助けながら、蟲と関わりを持ち続ける「蟲師」
名前はなんともグロテスクな感じだけど、描かれる世界観は優しく美しくちょっと哀しい。
ちょっと昔の日本が舞台というのも(むろんその場所場所は架空だけど)、
フォークロアっぽい雰囲気で、不思議感が地に着いていて好感が持てる。

『陰陽師』を読んだ時も思ったんだけど
やっぱり日本のフォークロアって、
こういう濃密な自然から生まれてくる「不思議もの」がしっくりくるのよね。
自分のすぐ側にいてもそれは自然なことで、善でも悪でもなく
動物や草木と同じようにごちゃ混ぜに存在していて、一つの世界を構成している。
人間もその中の一つの構成物にすぎない。そんな風土なんだよね。

そういう世界の濃密さをそのまま描いちゃうと、しつこくなっちゃうけど
『蟲師』のタッチはあくまでも軽くて、そのバランス感覚が絶妙だと思う。
主人公の蟲師・ギンコも無骨風に見えて、実は人好きのする気のいいにーちゃんで
哀しいお話でも、彼の言動に救われることは多々あり。
ギンコさん、好きだなー。

オットがギンコは大人になったゲゲゲの鬼太郎だと言ってたのだが、
(白髪で片眼だから(^o^;)
「眇の魚」(ギンコの少年時代のエピソード)を見て、そーではないことがはっきりした。
posted by きんと at 15:34| Comment(0) | TrackBack(1) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 蟲師のネタを追いかけるヨ!
Weblog: ネタ蔵
Tracked: 2006-02-17 18:49
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