2009年06月15日

とっくに挫折しているけれど

栗本薫さんが亡くなられたこと、
やはりショックであった。

彼女の作品は「グイン・サーガ」しか読んでなかったけれど
一時期はすごくはまっていたし
大好きな作品だったから。。。

あの大作を
他の作品も書きながら、
作家活動以外の活動もされながら、
そして闘病しながら
あのハイペース、ハイスペックで書き続けられたこと
いまさらながら驚嘆いたします。

私がグインを挫折してしまったのは
30巻か40巻くらいの時かな?
もう昔すぎてそれも覚えてないのですが(^_^;
挫折した理由ははっきりしています。
私にはハイスペックすぎたのです。

さらりと読めなくなってしまった。
あまりにあまりに密度が濃すぎて
せっかちで短気な私はついて行けなくなってしまったのだった。

それでも時々は気になって、
本屋さんで新刊をパラパラ見てみたり、
「あとがき」だけ読んでみたり(^o^;
まあつまり、挫折はしたけれど
お話の行方や結末は知りたかったのですわ。

結局グインは何者だったんだろう?
全てが帰結するはずの物語の原点だけは知りたい。

もう知るすべはないのでしょうか?

ご本人も完結したかっただろうなあ。。。


ご冥福をお祈り申し上げます。

posted by きんと at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月07日

pe'zmoku を聴いてきた

友人のお誘いを受けて
pe'zmoku のライブを聴いてきました。
at 渋谷クアトロ。

いやー、もはやオバサンの行くところではありませんて、
ライブハウスなんざ。

オールスタンディングって、、、ムリ!

友人と2人、一番後ろのテーブルがあるところに行って
もたれかかったり、テーブルの足を足がかりにして
後ろの手すりに座ってみたり。
でも、ムリだた。

で、PE'Zの時とはやはり趣がだいぶ変わっておりました。

音自体は変わらないのですけどね。
「ブリーチ」のETでpe'zmokuやってたとき、
偶然チラッと耳にしただけで
「あ、これPE'Zだ!」ってすぐわかったぐらいだし。
でも、「歌」が入るとだいぶ違ったモノになるなあと。

PE'Zとsuzumokuのミックスは
凄くうまくやっているなあと思いました。
どっちの特徴もよく出ていたしね。
さすが才能のある人々だと思った。
PE'Z寄りの曲にsuzumokuの声はよく合って新鮮さと親しみを与えていたし
suzumoku寄りの曲にPE'Zの音は華やぎと厚みを加えていた。

でもそれでも。

やっぱり、もったいないな、と思ってしまった。
50%50%でミックスしているとわかっていても
「メインは歌」になってしまうのですもの。
suzumokuの声が主、PE'Zの音は従として聞いてしまう。
それがなんだかもったいない。

そう考えると、人間の声ってすごいんだな。
どんな楽器より「聴いてしまう」のだから。

ギャロップ
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posted by きんと at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | Live | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スポーツマンガ 2題

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「ジャイアント・キリング」の新刊を買いに本屋さんに行ったら
隣に「おお振り」が並んでいたので1,2巻を買ってみました。

「おお振り」はアニメ版を見てました。
結構出来が良かったんだよね。
ウチのダンナはすごく気に入ってた。

原作はちょっと絵にクセがあるかな。
アニメはその辺の所を絵の個性を残しつつ
見やすい無難な線に直してあったので
余計そう思えた。

アニメはほとんど原作どおりでした。
比べてみると、なおさらアニメのデキの良さがわかったなって感じ。
1,2巻あたりは三橋くんのとても哀しいコンプレックスと
チームの仲間が仲間として成立していく過程が主題なんだけど
これでもかってくらいに書き込んでいる感情の揺れを
アニメでは上手に動画で表現していた。

もちろん原作は原作で別の良さがあって
筆の勢いが、高校部活の勢いに繋がっているみたいなところが
いいな、と思ったけど。

なんにせよ、「部活」の部分と
「スポーツ」の部分がカッチリ書かれているところに
好感が持てます。

ジャイキリはもう「待ってました!」だよ〜。
今一番楽しみなマンガ。
やっぱりね〜、ディテールのリアルなコダワリと
飛んでも八分なフィクションの展開が
うまーくミックスしているのですよなあ。

それにしても、ジェフサポの原作者さん
この原作にどれだけ「本当の現実」を盛り込んでいるのだろう?
今まさに必死にやっている残留争いが
原作作りにどれくらい反映しているのだろう?

ああ、はやく大阪ガンナーズ戦の続きが読みたいよー。
てか、モーニング買って読むかな。
だいぶ先に進んでいるだろうけど。
これだけのために雑誌買うのもなあ〜〜。

そうそう、「おお振り」と「ジャイキリ」の共通点。
当たり前のハナシなんだけど。。。

スポーツマンガにありがちな
「実況」と「解説」によるト書き台詞がないこと!

確かに「実況アナ」と「解説者」に解説させとけば
ラクなんですよ。
その分を絵にしなくて済むし、絵だけじゃ訳わからん部分を
説明してくれるから。

でもそれはやっぱりテレビ目線なんだよね。
そしてそれは本来のスポーツのリアルではない。
グラウンドにいれば、スタジアムにいれば
「実況アナ」も「解説者」もいない。
彼らによる説明なんてないのですよ。

だから、読者の目線をグラウンドやスタジアムに下ろすためには
そこにいる人々だけで語らせなきゃならない。
起こったことを全て絵で表現しなきゃならない。
まあ、ジャイキリの場合は、
観客だったり監督だったりスタジアムにいる記者だったりが
代わりに解説しているのだけど
そりゃ、彼らは「語れる」人々ですからねっ(^o^;

つまりはそれをちゃんとやっているところは偉いと思います。
読者は彼らのすぐ側で、感情移入できる。
だからこそ、この2作品は面白いのだと思いました。
posted by きんと at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月12日

今一番欲しいもの

それは、
肩乗りニャンコ先生です!

アニメの「夏目友人帳」を見ています。
妖怪ものだけど、穏やかで切ない。
しみじみとした「もののあはれ」を感じるお話です。

「蟲師」とか「もっけ」とか
そういう系の妖怪ものが流行っているのは
昭和回帰に似た、日本の原風景への回帰なんですかね〜。

でも、それよりもなによりも
ニャンコ先生が秀逸!
ちょーキュートなブサネコです。
もー、かわゆくってたまらない!
招き猫の顔、ドベッとした体、ポテポテと歩く姿
どれをとってもすてきすぐる。
あの声、井上和彦さんがやっているのよね。
斑の時と全然違うよ。すごいよ。

肩に乗せられる仕様のぬいぐるみニャンコ先生、作ってくれないかなあ。
ふかふかでホッカイロを入れられるようになっていると、なおよし。
買うよ、アタシ。
posted by きんと at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月05日

お気に入りスタジアム−国立霞ヶ丘陸上競技場

いわゆる「国立競技場」
通称「国立」

もうすぐオリンピックなので
お気に入りの場所として「国立」のことを書こうと思う。

サッカーは好きだけど
生観戦の機会があまりなくて
いろんなスタジアムに行っているわけではなく
比較とかあまりできないのだけど
「国立」はとても好きなスタジアムだ。

たぶん、そこが「聖地」であるという認識のもとに
見ているせいもあると思う。
スタンドからグラウンドを見渡すと
何とも言えない晴れやかさが感じられる。
どこもかしこも老朽化しているにもかかわらず
ピッチは美しく輝き、古いスタンドですら
歴史を経たものの味わいを湛えている。
あの晴れやかさを感じると何とも言えない高揚感に包まれて
それが「国立っていいなあ」という気持ちにさせるのだ。

たぶん、自分がそこが「聖地」であると思って見ている以上に
そこは「聖地」であるに違いない。
幾多の素晴らしいゲームがそこで行われ
そのたびに選手たちや観客たちの想いを飲み込んできたグラウンド。
そこに最上級の神様が宿っていてもおかしくはないだろう。
あの晴れやかさはそれだけ上質の気が宿っているということなのだ。
そして、そこでプレーする選手たちは
その気を受けて精一杯プレーして
そうやって歴史が積み重なって、ますます磨きがかかってゆく。

オシムさんが初めて国立に足を踏み入れたのは
東京オリンピックの時。
それから40数年の時を経て、再び国立に戻ってきたとき
「ここは昔と変わらない」とおっしゃったそうだ。
変わらないということもまた素晴らしいことなのだなと思う。
今も変わらずに聖火台に火がともり
私たちは昔と同じようにスタンドから素晴らしいゲームを
観ることができる、そのことを誇りに思う。

でもやっぱり、屋根は付けてほしいなあ。
サッカー専用競技場にしようという案はとても嬉しいけど
うまくいくかしら?
陸上用としてはレーンが足らなくて、国際大会もできないらしいけど
(だからトラックがあっても比較的見やすいんだね)
サッカー専用というのは何かと問題もでてきそう。
歴史の重みはそのままに
「聖地」としての国立が進化してくれれば、ほんとに嬉しいよね。
国立のピッチに住んでいる素敵な神様が
喜んでそこに居続けてくれるような素敵なスタジアムになってくれれば。
posted by きんと at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月03日

写真整理の便利もの−オートアルバム

「サッカー断ち」をしてからというもの
サッカーに関する情報取得の時間を写真整理の時間に充てていた。

デジカメにしてから500枚くらいある写真は
去年ちょっと整理したが、
アルバムソフトの使い勝手が悪いのもあって
また放置。

結局新しいアルバムソフトを入れて、整理し直して
それでもやっぱり紙に焼いた写真もほしいなあと思い
プリントショップをいろいろ見てみたのだが
2年前のトルコ旅行の写真だけでも300枚近くあるので
プリント出してそれをアルバムに貼ってという作業がめんどい。

そしたらこんなサービスがあるのですね。
オートアルバム
プリントして製本して送ってくれるサービス。
これならいちいちアルバムに貼る作業をしなくていい。

お値段も一枚20円しないので
普通にプリントに出すのとあまり変わらない。
ただし、レイアウトは自由にならない。
縦向き写真も横向いて印刷されてきます。
ポケット式のアルバムと同じ感覚だね。

さっそく、トルコの写真だけアップロードして
作ってもらいました。
仕上がりはきれいだったよ。
色がどのくらい持つのかわからないけど。
余白の所に短いコメントくらいなら書けそうです。
薄くてコンパクトなところもいい!

欲を言えば、もうちょっと表紙のデザインがいろいろあると
いいのだけど。


そんなこんなでアルバム整理はだいたい片が付いた。
次はトルコの旅行記。
ただいま「小説HTMLの小人さん」を改造中。
気に入ったHTMLテンプレートを小人さんに載せようと
あれこれやっていますがなかなか。。。

ブログに書いていけば簡単なんだけど
それもなんだか味気ないし。。。

これができたら、小説ページを移植したいのだ。
夢は広がるなあ。
時間はないけど。
posted by きんと at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月07日

氷室冴子さんが亡くなられた

今朝、新聞の死亡記事で知りました。

ワタシはあまり少女小説を読んでなかったので
氷室さんの作品で、読んでいたのは
「ジャパネスク」のマンガ版だけかな。
あ、「銀の海、金の大地」は少しだけ読んだな。
その頃はもうファンタジーに傾倒していて
あれこれファンタジー小説を読んでいた頃だった。

日本の少女小説というと、少女マンガのように
ご都合主義のラブロマンス一辺倒なのかと最初は思っていたが
少女マンガが決してそんなことはないのと同じように
それは大いなる誤解であることを
「ジャパネスク」のマンガ版を読んで知ったのだった。
時代背景やら文化やらをきちっと調べて
それらをガジェットにきちんと活かしている。
当時、どんなものを着て、どんなものを食べて
どんなことして生活していたのか、
裏付けのある世界観を土台に物語を作っているからこそ
「こんな姫様、平安時代にいないだろ、ふつー!」
という、はちゃめちゃなお話も活きるのだ。

この方に触発されてものを書くようになった人も
多くいるのだろうな、きっと。
源氏物語が作られて千年経った今年、
日本の伝統ある女流文学を担ったひとりである氷室さんが逝かれて
今もなお、女性による物語作りが脈々と生き続けていることを
(それこそベストセラー作家から名もなきネット作家まで)
あらためて、しみじみと凄いことだなと思った次第であります。

ああ、ワタシも書きたい。
時々、沸々と書きたい願望がわき起こるのだけど
なかなか「書こう!」というところまで来ない。

サッカーが中断の時、旅行記だけでも書いておこうと思うのですが。
ええ、2年前のトルコ旅行のです。。。f(^o^;

そうそう、ワタシが新聞の死亡記事を見ながら
オットに「氷室さん、亡くなったんだって」と報告して
オットが「よく知らないなあ」なんて答えている時
ふと他の記事に目をやったら
野田昌宏さんも亡くなっていたので、それもオットに言ったら
オット的にはこちらの方がショックだそうで。
SFマニアですからね〜。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
posted by きんと at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月29日

アニメ版「図書館戦争」

人気小説のアニメ版。

架空日本の2019年。
「メディア良化委員会」なる検閲機関と武装化した検閲集団。
それに対抗し図書を守るべく結成された、こちらも武装化した「図書隊」。
本を巡る武力抗争っちゅう、ぶっ飛んだ設定のお話。

設定はぶっ飛んでいるが
内容は戦火に花咲く図書隊員の恋と友情と青春?
たぶんにその設定のぶっ飛び加減と内容のオーソドックスさが
うまくミスマッチしていて面白いのだなと思った次第。

でもこういうのってアニメより小説で読んだ方が
面白いのだろうな。
アニメでもまあリアルな部分はリアルに描写できていいのだろうけど
(特に抗争シーンとかね)
リアリスティックな嘘つき話は文章で読んで想像するほうが
より刺激的なんじゃないかと思います。

制作はプロダクションI.G
こういうリアルな空想話が得意だよね、I.Gは。
丁寧に作られていて好感持てます。

それで、なにげに見ていてびっくりしたのは
いきなり「日野」が出てきたから。
モロ地元じゃん。

日野市立図書館襲撃事件、通称「日野の悪夢」とかいう歴史?が
まことしやかにさりげなく出てきて
「なぜ日野?」と思いましたが
地方公務員の義姉から以前、
日野の図書館が全国の図書館のモデルになったという話を聞いていたので
それに関係しているのかなあと。
で、ちょっと調べてみたら、まあそんな感じでした。
司書の勉強している人ならみんな知ってる
でも一般の人は全然知らない専門知識を
うまーくガジェットに利用している。
そういうところも人気の秘密なのでしょうか。

でもさ、どーせなら、ちゃんとロケハンして描いてほしかったな。
ほんの数秒の過去エピソードの描写だとしても。
グーグルアースでお茶を濁さずにさー。
(最後に出てきた空からの取材映像風の絵はもろグーグルアース見て作ったんだねとオットと笑った)
だいたい段丘の際に立ってる建物だから、
あんなドンパチできる広い駐車場なんてないのですけど。
あんな風に森の中にあるわけじゃないし。

まあ、知らない人からすればどーでもいいことなんですけどね。
でも知ってる人にすれば
ちゃんと描かれていると、感心するんだよー。
「げんしけん」の中大とか(続編は中大色が薄れてたなー)
「NHKにようこそ」の生田とか。。。

うーん、なんでアタクシの知ってる場所がよく出てくるのだろう
不思議だ。
posted by きんと at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月14日

川崎市市民ミュージアム 少女マンガパワー!

本日、観に行って参りました。

川崎市市民ミュージアム
少女マンガパワー!
― つよく・やさしく・うつくしく ―


いやー、良かったですよー。
当代随一の漫画家さんたちの原画の数々。
特にカラー原画なんて、よだれもの〜。
もう舐めるように見てきました(^o^;

手塚治虫に始まって初期の男性漫画家による少女マンガも貴重だし、
それから水野英子や牧美也子、わたなべまさこという
少女漫画家の大御所が続き、ベテランの里中満智子、池田理代子、
美内すずえ、そして花の24年組が続き
一方、りぼんやなかよしで絶大な人気を誇った陸奥A子やくらもちふさこも
押さえつつ、CLAMPやよしながふみ、という新しい漫画家さんへ流れていく。
そしてまたこの中に佐藤史生や岡野玲子、今市子と個性的な漫画家さんも
入っているところが、限りなくツボ。

ワタクシ的にはやはり萩尾先生の原画がうれしかった。
「トーマの心臓」のカラー原画見たときは涙出ちゃった。
感動して。
あのマンガは本当に特別だから。

この企画は先に北米9ヶ所をまわった「Shojo Manga! Girl Power!」展が
ベースであり、凱旋展示だというところも興味深い。
世界にも類を見ない少女マンガという文化が
海外でどのように受け止められたのだろう。

日本では女流文学は千年の歴史があるわけだけど
女性が自由に表現できる時代だからこそ実現した
思慮深さ、細やかさ、そして夢語りを全開にして
絵と文字を丁寧に織り込んで表現していく少女マンガというものが
素晴らしい文化であると再認識いたしましたよ。
もうこれは本当に世界に誇っていいじゃんねー、と思いました。

これからはもっともっと今までの作品について
保存と研究がなされるべきだね〜。
サブカルだからといって後世に残らないのはもったいなさ過ぎる。
と思ってたら、こちらではすでにそういう研究はされているよう。
京都国際マンガミュージアム
ぜひぜひがんばっていただきたい。

ちゅーか、今度京都行ったら、ここ行くよ、絶対。
手塚先生の記念館とセットで行っちゃう。
posted by きんと at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 展覧会・museum | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月09日

「狼と香辛料」

久しぶりにアニメです。
これは小説原作なのかな?
。。。調べました。
結構人気があるんだねー。
「第12回 電撃小説大賞<銀賞>受賞作」とのことです。

オットが飽きもせずに深夜アニメチェックだけは欠かさないので
私も一緒に見ているのですが
最近は荒んだアニメが多いなあという気がするのです。
やはり暴力に寛容になってきてしまっている感じ。
世の中の流れなんだろうかねー。
例えば、暴力をリアルに追求しすぎてて見るに堪えないものとか
あまりにも気楽に暴力を描いていて痛みを感じないものだとか
そういうのは、私が見たいものではないなと
ちょっとアニメ離れしてきてしまったのですよ。

サッカーに夢中だったこともあるけどwww

そんなこんなの今クール
「戦争ものじゃないファンタジーアニメがあるよ」と
オットが教えてくれたのが、これ。
まあ、アニメ世界でファンタジーといえば
ほとんど全部戦記ものといってもいいくらいなので
確かに、まったく「戦い」が出てこないものは珍しい。

で、見てみたら
正解。
これは、私の見たいもの、ですよ。
ファンタジーで何が見たいかといえば
「戦い」よりもまず、その架空世界そのもの、だったりするので
いかにその世界が作り込んであるか、が重要なわけ。
物語で大事なのは「人」でしょう。
その「人」が生きて生活している場がちゃんと描けてないと
「人」の物語は完成しない。
「人」は戦うよりまず、働いて、食って、寝る。
家があって着るものがあって、働く場があって、
得るものがあって、失うものがあって、
いろんな人がいて、しゃべりあったり、動き回ったり。
そんなこんなの一つ一つが「人」の物語を支えているのだ。
そういうディテールが書き込まれていると
それだけで物語に輝きが増すというもの。

この作品はまさしくそんな作品。
少女の姿をした賢狼と行商人の旅が本筋だけど
人間の経済活動をクローズアップさせたことで
物語と密接な物語世界を詳細に見せてくれて
それがサブテーマかと思わせるくらいだ。
こういうのは見ていて楽しい。

ただなあ、経済学はちと難しすぎて
1回見ただけじゃ、よくわからなかったりするのだ。
オバカなものでねー。
私もせっかくイスラム世界という面白い世界を勉強したのだから
政治史じゃなく経済史をやればよかったといまさらながら思うよ。

それと、賢狼ホロと行商人ロレンスくんのセリフの掛け合いが
思わせブリブリなセリフすぎて、よくわからん時がままある。
二人のセリフの掛け合いの妙が見せ場なのだなとは思うけど
あまりにブリブリぶりっ子すぎて、ついていけない〜〜。
素人にもわかるような、わかりやすい会話にしてください!

まあ、そんなこんなで
最近、またなんか書きたいなあと思い始めている
モノカキの端くれにもなかなか刺激的な作品ではあるのですよ。
私も、平和ほのぼのファンタジー書いてたからさ。

実は、以前「賢者の結婚」の次回作を考えていたんだけど
良いアイディアが浮かばなくて放ってあったのだ。
ユリウスとパウルがまだ若いときの話なんだけどね。
やっぱり戦いとかは全然なくて
経済的な陰謀事件を軸にしようと思ってたんだけど
その陰謀が全く思い浮かばなくてさ〜、アハハ。
このアニメ見ていて、ああ、経済的陰謀事件って
こうやって作るのだなと感心してたのよ。
でも、自分じゃ考えつかな〜い、頭悪〜い。
posted by きんと at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする